スーパーマリオブラザーズオリジナルマップ作成講座



 私がスーパーマリオブラザーズ1の魅力に取り付かれ、オリジナル面を作ろうとしたのは、今から10年以上前になります。当時はファミコンとパソコンを繋ぐ手段など無かった(一部の人にはあったようだが)のでファミコンディスクシステム上で、データのパッチが出来る、「トンカチエディター」でコツコツとマップを作っていました。もちろん、データの移動やコピーは出来ないし、プリントアウトは出来ない、ファイルはすぐ潰れる、と大変苦労しました(今でもしている) 今では、インターネットなどでエミュレーションが配布され、ファミコンのゲームをパソコンで加工したり、ゲームをしたり、というのが簡単になりました。昔より随分といい環境でオリジナル面が作れるようになったと思います。また、最近ではキャラ表示による、マップエディターなども登場し、マリオ工作員さん達のホームページで紹介されています。ですからここでは、私が昔、どのような方法でマップを作って行ったかは省略し、スーパーマリオのプログラムやデータがどうなっているかを中心にお話してゆこうと思います。なお、ディスクシステム版スーパーマリオブラザーズ1or2及びトンカチマリオ(トンカチエディター内蔵のマップデータ)を対象として解説してゆきますが、カセット版マリオ、NES版やパソコン版もマップコマンドなどは共通であると思われます。  これから今さらのように、スーパーマリオブラザーズのオリジナル面を作ろうと思われる方、またはマリオの研究家の一助になって頂ければ幸いです。
 なお、ここで紹介しているアドレスは、全てファミコン上の実際のROMのアドレスです。エミュレーター用のROMで改造をしたい方は、原本のデータがどのように差し込まれているかを考慮の上、番地の差異を調整して下さい。扱っているソフトはマリオ1(ディスク版及びカセット版)や2(ディスク版)及びアイツー社製トンカチエディターに内蔵されている、「トンカチマリオ」です。なおROMを使用する時は必ず原本のソフトを購入してからにしましょう。



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