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伝説のディスクシステム |
1a legend of disksystem |
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のフロッピー |
「ディスク版スーパーマリオの944B番地からの4バイトは前進速度データー。これを全て2倍にすると・・・速い速い・・・ターボマリオとなってファイアーボール、蹴とばしたカメさえ追い越すぞ。他にも、超ロングジャンプ、いきなり256W、いきなり100人マリオ、こんな夢のある改造がトンカチエディターさえあれば簡単に出来る。」
「買ったソフトを改造せずに遊ぶなんてダサイ!」 (アイ・ツー社製トンカチエディターの広告より引用) 好きなソフトを自由自在に改造する・・・。さらには自分でファミコンソフトを開発する・・・。それはマニア達の夢である。 さらには、あたかもソフトやハードを征服したかのような満足感を得られると同時に、ただ単にゲームをプレイして遊ぶ人達とは違った1歩進んだ遊び方をしているんだゾ・・・というステータスでもある。 |
今では、パソコンを利用する事によりファミコンのソフトを改造して遊ぶのは割合簡単ですが、かつてのファミコン全盛期においては、パソコンにデータを吸い出す事さえ非常に難易度が高く、一般の人にはほぼ不可能な事でした。他方、ファミコン上で改造を行う方法も考えられますが、ロムカセットのソフトはそのデータを焼く事でさえ大変難易度が高く、これもやはりほぼ不可能でした。ところがディスクシステムが発売開始になり、ソフトの媒体にクイックディスクが採用された為、容易にデータのバックアップや書き換えが行えるようになり、事実上、自力での改造・開発への道が開かれたと言って良いでしょう。そのディスクシステムの特性に注目し、改造・開発ツールを開発・発売したのが電脳ウルフ アイ・ツー社でした。 しかしながら、如何せんほんの一部マニア向けに限られた趣向の商品であり、同時にディスクシステム衰退の予想外の早さも影響して、その開発努力の割には普及し利益を出したとまではいかなかった様です。 |
とは言え、当時としてはかなり画期的商品であった事は疑いの余地もなく、私も特に「トンカチエディター」にはかなりお世話になり、沢山の夢を見させて頂いた(と同時に大変な苦労もさせられた・・・)。最初は、ターボマリオやハイジャンプマリオが出来ただけで、すごく感動したものです。そして、さらにそれに飽き足らなくなり、ついにはスーパーマリオ1やゼルダ、メトロイド、SDガンダムなどのオリジナル面を作るようになってゆきました。この製品が無ければ、当ホームページも存在していなかったであろうと言っても過言では無いでしょう。そこで、このページでこれらの商品の素晴らしさを伝えてゆく事により、同時に少しでも恩返し(単なる自己満足であるが・・・)ができればいいナ・・・と思います。なお当時、この分野はアイ・ツー社のほぼ独占状態で、このページで紹介するのは同社の製品のみになります。 |
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