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最終戦の作戦あれこれ

 大胆不敵!!城が2つしかない島で1つを破壊させる
  右城を囲む城にするだけでは、なかなか敵砲兵をコントロールできずに苦労するようである。また、左城は存在していても、囲めないし、完全に餌付けできないのだから、どうせ左城を囲まないのであれば、左城は無くても良いはずである・・・という発想の転換を試みる。では左城を敵砲兵に破壊させ、右城だけになると何が変わるのか? デメリットとしては、当然右城を毎回囲まないとゲームオーバーになってしまう。一方、敵砲兵は全て右城を目指すために、その進路が変更になるのである。最終面においては、これは劇的な変化をもたらす。また海岸線に近い左城が無くなるという事は同時に、左城エリアに砲台を置きやすくなり、またその砲台を囲みやすくなるのも大きなメリットである。


  作戦No.01c 左城エリア敵砲兵封鎖戦法       右       右       左



左城エリア敵砲兵封鎖戦法
  先ずは、左城が消滅して広くなった左城エリアを敵砲兵を餌付けするスペースとして活用してみる。
  左城を首都選択し、城の左に一マス開けて砲台を置き、その斜め右下にもう一台を配する(右写真参照)。2ターン目にはさらに3台左写真のように並べて配し、2ターン目の城壁修復ターンで頑張ってカルデラ湖を左城と同時に囲んで、3ターン目にカルデラ湖に隣接した砲台を設置して敵砲兵に対する足止砲台のフォーメーション完了である。砲撃ターンでは北東海岸とアゴ湾に接岸しようとする黒船を完封し、できれば北西海岸からの黒船も沈め、南西海岸及びエリア87の海岸線付近の黒船は撃たないようにする。すると、南西海岸及びエリア87の海岸線に着岸した黒船から上陸する敵砲兵は、左城を目指して侵攻するが、その先頭部隊が左城に到達したら、わざと放置して、左城を即破壊させる。ここでこの破壊が遅れると、敵砲兵が西側に多数殺到して厄介である。もしくは、エリア87に20基程度敵砲兵を増殖させた時点で、黒船を北西海岸に誘導し敵砲兵を上陸させ左城に誘導して即破壊させる。この時、城壁ブロック等で阻む事により、左城の敵砲兵部隊とエリア87にから来た敵砲兵部隊の距離を保つ事が重要である。
  左城を破壊させた後は、このフォーメーションから北側に漏れだした僅かな敵砲兵を砲撃して駆除し、さらに僅かに残って右城に向かう敵砲兵が残っていたならば、右城と一緒に囲み殺してしまう。そうするとその後は、残基のエリア87からの敵砲兵は、右城のみになったために通るルートが変わっており、右城をカルデラ湖の北部を伝って目指すため、見事に足止めが成功する。そして”ワナ”に掛かった敵砲兵は大事に育て、32基まで増殖させるのである。これが上手く行くと、写真のごとく32基の敵砲兵全てを右城を囮にしつつ、足止め砲台のフォーメーションで完封できるのである。後は赤船だけを撃つようにし、他の船を撃たないようにする(他の船を撃つと赤船が出現する余地を与える)。これで終戦まで粘るのである。
  一見この戦法は華麗に見えるが、実際試してみると先ずフォーメーションを組むのが非常に難しいのがすぐに解る。2ターン目の城壁修復ターンでカルデラ湖を左城と同時に囲むのは至難の業であり、これが先ず大きなヤマ場である。それより、2ターン目でフォーメーションを完成させる「簡易型」足止砲台(左写真)を採用するのが現実的であろうが、この場合終戦迄4基の敵砲兵を相手に戦わなければならない。
  ちなみに「究極型」足止砲台(右写真)も考えられる。この型ならば、足止砲台が右城より遠くてより安全である上に5基の足止砲台で32基の敵砲兵を完封できる。しかし、左城の位置に砲台を置かなければならないので、先ず左城を破壊させてから城跡地に砲台を一台設置して、さらにその後のターンで カルデラ湖を囲まなければならないので、非常に難易度が高いと思われるが、一度は実現してみたい型である。
  さらに仮にこのフォーメーションを築けたとしても、その次に敵砲兵をうまくワナに誘導できるかも問題で、この間に攻撃用砲台をほとんど確保できないので、黒船と赤船を思うように攻撃できずに、そのまま押されて敗戦というパターンもしばしばである。さらに、写真のように敵砲兵を完全にコントロールできたとしても、勝率は苦労した割には高くない。火力が依然弱いので、赤船に弁慶の泣き処を責められるパターンが充分あり得るからである。途中のハードルが高い割には、作戦も守備的で時間がかかり、苦労する割には報われないといった感じがする。
  しかし、敵砲兵を完全にコントロールできるというのは、勝率を上げる大きな要素である事は間違いない。もっと楽に敵砲兵を掌握し、さらに火力も充分確保して、赤船に対応する方法は無いのだろうか・・・




 2017年5月加筆
  作戦No.01c' 不機嫌けい1システム       右       右       左





不機嫌けい1システム
 2016年12月より、大阪市内某ゲームセンターにて、ノーマル(メディウム)24秒設定で10連続ワンコイソクリア を目指してプレイし始めた。イージー10連続ワンコイソクリア達成から9年にもなるので、その間の技術の進歩には自信が有り、簡単にノーマル10連続ワンコイソクリアは達成できると考えていた。 が、突き付けられた現実は厳しいものであった。最高は7連勝で、勝率も8割程度であり、ノーマル10連続ワンコイソクリア程の実力は無いと認めざるを得ない状況となった。 そこで、当初の後述する「けい1システム」一辺倒の戦い方の見直しに迫られ、自分の昔考えた最終戦の作戦のバリエーションを見直して検討しているうちに、 本ページの「左城エリア敵砲兵封鎖戦法」が意外にも勝率が高い事を発見した。
 そこで、従来の理想形よりもより現実的で勝率が高い方法へと戦術を見直し、第1ターンの黒船の出現パターンによっては、「けい1システム」を放棄して、本戦法を採る事とした。 結果、この戦法の採用率が5割近くを占めるようになり(これは結局第1ターンの黒船の出現パターンに依存するのだが・・・)すぐに10連続ワンコイソクリアを達成する事ができた。
 あくまで「けい1システム」を軸にして戦うが、第1ターンの黒船の出現パターンによっては、「けい1システム」の形よりは不満ではあるが、この戦法を採ることにより、 最初のターンの生存率を上げる事ができる。結果として全体の勝率の底上げに繋がる。
 この戦法を「けい1システム」のサブのシステムとして数多く採用する戦法と位置づけ「不機嫌けい1システム」と名付ける事とした。
 なお、この作戦の詳細はyoutubeの動画に纏める予定です。



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