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最終戦の作戦あれこれ

 右城を破壊させる作戦は成立するか?
  けい1システムの「逆」すなわち、右城を破壊させて、左城を囲み続けるという作戦も理論上は考えられるので、研究してみる事にする。しかし、当然左城は海岸線より2マスしか開いていない位置にあるので、囲み続けるのはたいへんである。


  作戦No.10a 逆けい1システム       左       左       右


  先ず右城を首都選択して、砲台を右写真のように配する。最初の砲撃ターンでは(1)北西海岸に迫る黒船(2)エリア87の海岸に迫る黒船(3)北東海岸に迫る黒船 の優先順位で砲撃。最初の城壁修復ターンでは島全体を囲んで、メイン写真のようにカルデラ湖の北東に2基、南西に1基の足止砲台を配する。なお、最初の城壁修復ターンでけい1システムでは南西海岸線から上陸する敵砲兵は囲み殺しするが、この逆けい1システムでは、まず上陸した瞬間に北部への進撃を城壁ブロックで阻み、そのまま東の方向に城壁ブロックを伸ばして敵砲兵をカルデラ湖の南側から東に進撃するルートへと誘導するのが重要である。そうすれば、その後築く足止砲台で上手く「ワナ」にかける事ができる。第2砲撃ターンでは敢えて、北東海岸線に接岸しようとする黒船は撃たず、(1)北西海岸に迫る黒船(2)赤船 の優先順位で砲撃する。大胆にも第2ターンで早くも北東海岸線に黒船を接岸させ、右城を破壊させる為の敵砲兵を上陸させるのである。
  前述のけい1システムでは、第3ターンでは敵砲兵を分断する細工をしなければならなかったが、逆けい1システムでは、ここは単刀直入に進める事が可能である。何故なら、第3砲撃ターンで右城を破壊された後、右城に殺到した敵砲兵の3分の1から2分の1は、左城に向かう過程で「ワナ」にかかるのである(左写真の赤い敵砲兵は左城へ到達するが、青い敵砲兵は足止砲台に引っ掛かる)。この時同時に、エリア87などに敵砲兵が存在していれば、さらに敵砲兵が分散しているので、全体の進撃・増殖スピードが遅く、かえって安全なのである。これが唯一のけい1システムより優れている点で、敵砲兵を分断して城を破壊させなくても、その後勝手に分断・分散するので、複雑な過程を踏襲しなくてもなんとかなるのである。第3城壁修復ターンでは、左城に到達した僅かな敵砲兵を左城毎囲んで駆除する。その後は 左城の北部に上陸する敵砲兵だけは最優先でマークする必要があるが、南西海岸からの敵砲兵は城壁ブロックで阻んで「ワナ」に誘導し、その他の敵砲兵(エリア87に存在する敵砲兵等)はそんなに焦って対応する必要もなく、左城さえ囲めれば余裕のある時に対応してゆけば良い。結果メイン写真のように敵砲兵を32基「ワナ」にかけるのはそれほど苦労しないであろう・・・
  しかしメイン写真のような態勢を築いても、当然けい1システムより城を囲むのは1マス分不利、攻撃用砲台を囲むのもやはり1マス分不利。囲めたとしても、火力も弱いので、それほど勝率は上がらない。赤船に押され、左城の北部を焼かれてあたた・・・(右写真)という事も少なく無い。取り敢えず、赤船が存在する場面では、先ず左城の北部の城壁を砲撃する方が勝率は高いようである。しかし「単純右城囮戦法」に比べれば、いきなり破綻する事もなく、敵砲兵も完全にコントロールできるので、勝率は高くなる筈であるし、この戦法を軸に戦う事はないであろうが、万一に備え(右城を最初に破壊される、第1ターンでエリア87の北部に、足止砲台を配置させるスペースを確保できなかった場合など)研究しておくのは損にはならないと思う・・・



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