スーパーマリオ ブラザーズ スペシャルのページ



(1986年)発売元 ハドソン社 X1及PC-88用



       
<0> はじめに


 ぬぴんさんのご提供によりスーパーマリオ ブラザーズ スペシャルの入手に成功しましたので、これからこのページで情報を公開してゆこうと思います。取りあえずは内容の紹介からはじめて、いずれは解析記事や、最後はディスクシステム版スペシャルなんかを作れればいいなと思っています。
 ファミコン版との最も大きな違いは、画面スクロールがゼルダの伝説のように1ページ毎になっている事です。そのためページの変わる直前は、その先がどうなっているか解らないので、ページが変わった瞬間に地獄を見る事になります。それと、マリオの操作性の悪さは、(ファミコン版の操作性があまりに優秀過ぎるので余計感じるのだが・・・)ファミコン版では簡単なマップでも、恐ろしく難易度の高い物に変えてしまいます。
 その一方で、新キャラの登場や、マリオの数の表示がキャラクター表示ではなく、16進表示であったりと、さすがはパソコン版といった所もあるのですが、その操作性の悪さが際立っているので、これらのいい面が引き立ってこないのでしょう。しかし、私がプレイして、一番関心するのは、シンプルであるのにアイデアに溢れたマップ構成です。このマップをファミコン版でプレイ出来たら、どんなに楽しいか・・・と思います。



<1> 新しい敵キャラ達


 ファミコン版で登場したお馴染みキャラに加え、他のゲームから乱入してきたような新キャラも登場します。この敵キャラの多さは、使える絵が限られた当時のファミコンでは不可能なので、さすがはパソコン版といった所でしょうか。


写真 キャラ名 ファイヤー 踏む ハンマ コメント
タルサー? 死なない ドンキーコングにこんなヤツ出て来たような?
チョキチョキ 死なない マリオブラザーズのサイドステッパー
が乱入してきたと思われる。
ツララ 死なない アイスクライマーからの乱入でしょうか?
ナカジ? 死なない マリオブラザーズの蠅でしょ。
シゲボー? 死なない マリオブラザーズのファイヤー
を可愛くした感じかな?



       
<2> 全く意味のない新しいお助けキャラ達


 ファミコン版で登場したキノコ、フラワー、スターに加え、新たなお助けキャラも登場します。全てが隠れキャラとなっており、これらを探すのもこのゲームのひとつの楽しみになっています。しかし残念な事に、苦労して取っても、ほとんど意味のないようなマップ構成になっています。


写真 キャラ名 コメント
ハチスケ 取ると+8000点。ハドソンのロゴでしょ。
ハンマ 取ると一定時間ハンマを振り下ろし、敵を叩ける。
ドンキーコングにこんなヤツ出て来たような?
ウイング 取ると一定時間地上面でも泳げる。
クロック 取るとTIME+100。




<3> 同じように見えて実は違うレギュラー敵キャラ達


 ファミコン版で登場したお馴染み敵キャラは、動きなどが実は結構違ってたりします。しかし、なんと言っても、当たり判定が厳しいのがやたらツライです。


キャラ名 コメント
ノコノコ 後ろ向きに歩く時がある。変態。
土管の中の
パックンフラワー
土管の中に隠れていても、ファイヤーで死ぬ。
ゲッソー 地上で泳いでいても踏めない。
ファイヤーバー 水中だろうが、地下だろうが、地上だろうがお構いなしに出現。
歩いて垂直に当たるとすり抜けられる事がある。
ハンマブロス ハンマの数は少ないが、スピードがやたら早い。
ハンマを投げてくるというより、石を落として来るといった感じだ。
クッパ ジャンプが唐突で早い。素早しこくなったというより、動きがカクカクしている。




<4> 同じように見えて実は違うレギュラーお助けキャラ達


 ファミコン版で登場したお馴染みお助けキャラも実は少し違います。


キャラ名 コメント
パワーキノコ 右にやたら早く流れる。右にすぐに落ちる穴がある地形が多く、
マリオの操作性の悪さとの相乗効果で、取るのがやたら難しい。
ラッキースター 苦労して取っても、無敵時間がすぐ終わる。





<5> 同じように見えて実は違うマップオブジェ


 ファミコン版で登場したマップオブジェも実は少し違います。


キャラ名 コメント
ジャンプ台 とにかくやたら難しい。
まともにジャンプ出来る確率3%???
基本背景ブロック 地上面に有っても、叩いて壊せない。
上に行くリフト全て リフト上昇中にジャンプしても、すぐリフトに引っ掛かって、ジャンプ出来ない。
天秤リフト 落とすのはやたら難しい。




<6> 面の色使い



           空の色もこのページの背景と同じくRGBが0・0・255といった感じの真っ青ですが、左の写真のアスレチック台の色とか趣味悪すぎ、と思うのは私だけでしょうか・・・土管の色もちょっとねぇ・・・当時のパソコンは原色しか使えなかったんでしょうかネ?



<7> マリオの操作性





<8> 無限増殖


          
 ファミコン版と違って階段は必要なく、壁から1キャラ分開けた地点で垂直ジャンプし、カメかメットを蹴飛ばして壁に当て続けるといった感じで無限増殖できます。1−1面からやたら簡単に出来る所が有るので、いきなり255機スタートも可能です。但し256機以上はマリオの数はループするので、増やしすぎない様に注意しましょう。小さいマリオの方が、早く長く無限増殖出来るみたいなのでお勧めです。ワールド7とかでも簡単に出来る所が有るので全面クリアの強い味方です。



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更新日 05/1/20