( 第 0 章 ) は じ め に



ゼルダのバージョンについて

 ゼルダの伝説1には様々なバージョンが存在していて、私が把握しているだけでも
 ○ディスクシステム初版(笛の竜巻に乗って地表上のハートのうつわをとれる)
 ○ディスクシステム2版?(最も多く日本に出回っていると思われる版)
 ○ロムカセット版
 ○ロムカセット英語版
と4つ有り、私の知らない版もまだあると思われます。
 さらに、パソコンエミュレーター用のROMを用いる場合はそれぞれに対して様々な吸出し形式が存在する訳で、 これら全てのバージョンを把握し、改造箇所の番地を公開するのはかなり困難です。また未知のバージョンが存在した場合、更なる混乱を招きかねません。
 そこで、当講座ではあえて番地は公開せずに、改造箇所の最初の5バイト程度を公開することにします。(但しディスクシステム版をトンカチエディタ等で改造する人のために該当ファイルは公開します。) したがって、当講座の内容を利用し改造したい方は、検索機能のついたエディタを用意し、検索により改造箇所にたどり着いて下さい。


世界の定義

ここにゼルダの世界を3つに分類し定義します。

地表 ゲームがスタートした時に広がる縦8×横16ページの世界。なお裏ゼルダも同一の世界に存在する。

地下 地表から黒いピース(黒い穴)や階段ピース上に乗る事により移動できる世界で、地表の各ページには必ずひとつだけ地下のページが存在する。したがって、各地表で複数の階段や黒い穴を作って移動しても行きつく先は同じ地下のページである。

迷宮 地下のイベントデータ迷宮NO.(レベルでは無い-詳細後述)を指定する事により迷宮に移動出来る。縦8×横16ページの世界が2つ有り、迷宮NO.1〜6は迷宮フィールド1に、迷宮NO.7〜9は迷宮フィールド2に割り当てられる。なお、裏ゼルダの迷宮は表とは別の2つのフィールドに存在し、迷宮NO.1〜6は迷宮フィールド3に、迷宮NO.7〜9は迷宮フィールド4に割り当てられる。即ち表裏合わせると、縦8×横16ページの世界が4つ存在する。


 
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