1.マウリィッオ・ポリーニ
ショパンエチュード作品10・25(24曲)録音:1972年1、5月・ポリドール
今更、コメントする必要の無い名盤中の名盤。
この先、完璧さに於いて、これを越える物が出るか、心配である。
2.マルタ・アルゲリッチ
ショパンプレリュード作品28(24曲+作品45+遺作)録音:1975年10月、1977年2月・ポリドール
アルゲリッチらしさが最も良く出ている録音。12番・16番・24番などは圧巻。
しかし、ソロの名盤は、若い頃のものばかり...私は、確かに昔、アルゲリッチのショパンバラードを生で聞いたのだが...もう、一生聞けることは無いのだろうか...
3.マウリィッオ・ポリーニ
ベートーベンピアノソナタ第23番「熱情」録音:1986年・ライブ 動画
ライブ録音で正式版では無いが、はずさずにはいられない。ポリーニのベートーベンは、何物にも替えがたい。早くソナタ全集録音を完成させて欲しいものだ...
4.マルタ・アルゲリッチ
ショパンポロネーズ作品61「幻想」録音:1967年・ポリドール
こんな美しい演奏が、他に有るのだろうか...
5.スタニスラフ・ブーニン
ショパンコンクールライブ集・録音:1985年10月・ビクター
NHKで特集されたショパンコンクール時の録音で、後に日本でブーニン現象を巻き起こしたきっかけとなった。一言で云えば、一度こんな風にショパンを弾いてみたい...もちろんわだぐしでは無理だが...
6.イーヴォ・ボゴレリチ
ショパンピアノソナタ第2番作品35「葬送」 第4楽章 (ショパンコンクールライブ版)録音:1980年・デルタミュージック
別にこの演奏がひねくれているとか、ボゴレリチがちょっとおかしいとか、Gパンにシャツにネックレス付けて、ショパンコンクールで弾くな!とか、僕がすごくかっこいいとか、そんなことを言うつもりは無いが、第4楽章だけは、こんなすごいのは聞いた事無いので有る。他の楽章については、わがご教祖様でも理解出来ないだろう...
最近、時間が止まるような、はっとする演奏に出会えないのが残念だが、それは、単にわだぐしの見識の浅さから来るものだろう...○だ、○だ、
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更新日 99/1/22