ランパーのページ

ランパート戦略論


(最終面に至るまでの基本戦略)





戦略とテクニック

 このゲームは一見、テトリスの様なブロックの壁を配置するパズルの技術と、敵の船や敵砲兵を撃つシューティングの技術が重要に見えるが、だだ単に先の面に進むのが目標であるならば、実は戦略9に対して技術は1程度しか重要では無い(但し、ノーコンティニューの最終面だけは運と技術が4ぐらい必要と思うが)戦略とは主に、どの城を囲って生き残っていくか?という事と、その城を囲める確率をいかに上げるか?という事である。ランパートのマップには複数の城が有り、そのうちひとつでも城を囲めばゲームオーバーにはならないのであるから・・・


大きな2種類の戦略

 戦略は大きく分けて、攻撃的圧倒型と、守備的我慢型の2種類に大別できる。
 攻撃的圧倒型は前半面ほどやりやすく、後半面ほど難しい。またゲームランク(easy・medium・hard・veryhard)が高くなるほどリスクが更に高くなる。さらにマップ1、2には向いているが、それ以外のマップには向いていない。守備的我慢型はこのゲーム全般で使える、最もスタンダードな作戦である。

 攻撃的圧倒型は上級者向けで、シューティングやパズルの技術も重要になる。前半面、特にマップ1とマップ2のように画面中央に陸地があるマップでの戦いに向いている。画面中央付近にどんどん砲台を設置して、海岸線に迫る敵黒船を完封し、敵砲兵を上陸させないようにする。万一接岸されても、すぐにブロックで敵砲兵の進路を塞いで、敵砲兵の増殖を最低限にとどめ、次のシューティングターンで、敵砲兵と接岸している黒船を駆除する。
 この戦略のメリットは少ないターンで勝利を収められる事だ。これで勝ち進めば、30分クリアも夢では無い。その一方、デメリットはある程度の技術が必要なのと、一度作戦が破綻するとまず元には戻れず、ゲームオーバーになる確率が格段に上がる。破綻したら後記する守備的我慢型に切り替える。
Fire! Fire! Fire!

  守備的我慢型は初級者、及びとにかく先に進む確率を上げたい人向けで、マップ上の城の役割分担を最初から決めておく。囲む城2つと敵砲兵を餌付けする城1つである。後者の敵砲兵を餌付けする城は全ての城から一番離れている城が向いている。他の城が近いと、餌付けが上手くいかずに、敵砲兵が隣の城に狙いを変えて移動してしまう事があるからだ。囲む城2つは、海岸線や画面端から遠い、囲みやすい城を選択する。最初の首都?の選択で、敵砲兵を餌付けする城を選択し、最初の城壁修復ターンでその城を大きく囲って、上下左右に1つずつ、計4台の砲台を右の写真のように設置する。なお、最初に囲まれた城壁がこのフォーメーションを組めないように配置されていたなら、最初のシューティングターンにおいて自分の砲弾で城壁を破壊しておかなければならない。

このように仕込んで・・・

餌付け完成
この餌付けする城の近くに接岸しようとする黒船はワザと撃たずに残し、他の海岸線に接岸しようとする黒船は完封する。2回目以降の城壁修復ターンでは、囲む城2つのうちの1つのみを囲いに行く。ここで余裕があるからといって、2つとも城を囲もうとすると、次ターンで城を囲めなくなる確率が上がる。囲む城は1ターン毎に交互に囲い、もう一方の城は休閑地の如く、全くブロックを置かない様にすると、次ターンの敵の砲撃できれいに城壁が無くなり、囲みやすくなっているであろう・・・なお砲台は極力この囲む城2つから遠い場所に配置し、囲む城の周りには設置しないようにする。その方が囲める確率が上がる。 餌付けする城付近の海岸線に黒船が最初に接岸して敵砲兵が上陸し、餌付けする城に群がって、敵砲兵のキャラクターオーバー(32基)まで餌付けできればこの作戦は99パーセント成功する。その後は黒船が接岸しても、敵砲兵を上陸させないので、赤船を優先的に撃っていれば良い。
その後も砲台を配置する時は、囲む城の近くは避ける。むしろ、1つ城を囲ったら、残りの時間で、囲む城より離れた広いスペースを確保して、そのスペースに大量に砲台を配置して火力アップを図る。終盤、相手の船の数が減ったら、囲む城の城壁の内側、内側にどんどんブロックを埋めていくと、不落城と化す。黒船が無くなったならば、餌付けする城をそれらに群がる敵砲兵毎囲んで、決着をつけにいっても良い。この勝ち方は一番気持ちいいが、折角ここまで来たのだから決して無理はしない様に・・・
 ところで、前記の餌付けが上手くいかずに破綻して城をどんどん破壊され、残りの城が1ないし2つになった場合は、一か八かの前記の攻撃的圧倒型に切り替える。マップに散らばっている敵砲兵毎、マップを大きく囲んで、砲台を大量に配置し、その後は敵の攻撃を完封する。
 この作戦のメリットはゲームオーバーになる確率が極端に低い事。シューティングやパズルの技術に頼らない事が挙げられる。

不落城


最終面においては

 最終面以外なら、守備的我慢型さえ身につければ余裕で勝ち進めるであろう。しかし、最終面だけはこの基本戦略だけではなかなか勝てない。城が2つしか無い上にフィールドが狭く、このページの方法だけでは敵砲兵の餌付けは不可能である。守備的我慢型と攻撃的圧倒型を駆使した上で、更なる新しいアイデアが要求される。

 最終面の戦略は最終戦の作戦あれこれの項に纏めています。


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更新日 06/02/11