マリオ2 1024ワールドの原理




 マリオ1には表面8つ、裏面248個の計256ワールドが存在しているのは良く知られていますが、マリオ2の場合はどうでしょう?
 データ開始位置の指定の仕方は、基本的にはマリオ1と同じ(<1><2>について、オリジナルマップ作成講座の面データの場所指定方法参照)なので、当然256ワールドは存在します。しかし、マリオ2の場合、ワールド1〜4、5〜8、9、A〜Dの4ステージに区切り、それぞれマップデータを読み替えています。つまり、理論的にはそれぞれに256ワールドが有るので、256×4=1,024のワールドが存在する訳です。
 しかし、あまりマリオ2の256ワールドの話は聞きません。普通には行く方法が無いからでしょう。私もマリオ1の時のように、ワールドセレクトによって256ワールドに案内させてあげたいのですが、マリオ2の場合マリオ1のように、ワールドセレクト機能が内蔵されていないので、自分で作るしかありません。しかし、アセンブラの講習を1週間ぐらいしか受けていないわだぐしでは、チト辛いです。しかし、取りあえず、マリオ2の<1>の部分を打ち替えれば、各256ワールドがどうなっているかを見れます。下記が世界で初めて??のマリオ2の1,024ワールドの画面写真です。どなたか自由自在に1,024ワールドに行けるソフトを作って、私に幸せを分けて下さい。

●ステージの定義

ステージ1・・・ワールド1〜4のマップデータが格納されているファイルのデータがベースのステージ
ステージ2・・・ワールド5〜8のマップデータが格納されているファイルのデータがベースのステージ
ステージ3・・・ワールド9のマップデータが格納されているファイルのデータがベースのステージ
ステージ4・・・ワールドA〜Dのマップデータが格納されているファイルのデータがベースのステージ

ルームNo. 面の種類 画面写真 内容
ステージ1の
マイナス1面
(36−1面)
No.30 地上面 マリオが自動的に右に歩き、
ポールの下に引っ掛かる。
ステージ1の
9−1面
No.38 地上面
(雲面)
マリオが自動的に右に歩き谷に落ち、
その後上から出現するため動けなくなる。






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更新日 99/5/15